#50 Maharishi

「環境に配慮し、丈夫で実用的な服を作る」
というビジョンを掲げ、1994年にハーディ・ブレックマンによって設立されたMaharishi。

立ち上げ当初から注力している、構築的なミリタリーウェア、カモフラパターンとリフレクティブの掛け合わせ、多彩な糸を用いたドラゴン刺繍。
これらは今もアーカイブとして数多く世の中に存在しますが、そんなキャッチーなプロダクトの陰で、一部のオタク達はもう一つ彼らの技法に注目していました。
それが天然繊維へのコーティングです。

2000s maharishi
Black Watch Blouson
¥44,000 (tax in)

Size
表記サイズ: S
着丈: 60cm
肩幅: ラグラン
身幅: 57.5cm
袖丈: 89cm
袖口: 11cm

Condition
やや使用感あり

組成は綿100%。
その上からオイルドコーティング加工を施したブルゾン。
Maharishiの当時物では天然繊維へ樹脂やシリコンをコーティングをしたものがよく見られましたが、オイルドは初めて見ました。
ただ、オイルドといっても特有のベタつきや臭いはほぼ無くなっているのでご安心を。

G9ベースに色々混ざってますね。
オイルドでこの形、正直に作ればひたすらにトラッドになるところを流石Maharishi。
デカくて変な形のチンストついてます。
これのおかげで何だかアシッド。

 

 

裏地はシルク/レーヨンを用いた薄い中綿入りのキルティング。
裏地全体に中綿漏れで起きたであろう繊維の付着が見られますが着用には問題ありません。

これが製造されたであろう年代はMassimo Ostiを筆頭にあらゆるブランドが染色、加工を競っておこなっていました。
その中でも異彩を放つMaharishiのオイルドブルゾン。

ご興味ある方はぜひ。

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