#76 De-Archived

文章を書くのも昨年8月以来でしょうか。

皆様、ご無沙汰しております。
予定通りではありますが、2026年からPRIMARY SENSORY STORE 再始動です。

営業形態は基本オンラインストア中心。
加えて月に数日、渋谷駅徒歩3分の場所にあるギャラリースペースにて実際に商品を手に取って見られる機会を設けます。
POP UPイベントというより、「あれ気になってたから実物見に行こ」ぐらいのラフなテンションで来ていただけるような場所にするイメージですね。
1月は24(金)25(土)で開催。また近くなったらアナウンスします。

さて、再始動にあたり、いくつか考えを整理してきたのですが、その一つとして当店で扱っている古着、世間で言うところの所謂「Archive」に対して色々思うところがあり、新たな定義を定めました。この概念を持つ古着への姿勢を当店では「De-Archived」と今後呼びます。

 

「De-Archived」
歴史や価値が定義されてきた服を、再び「感覚」の領域へと引き戻す。
服が持つムード、身体との距離感。それら一次的で前言語的な要素こそが、服本来の存在理由であると私たちは考えます。
年代や希少性、市場価値ではなく、「今、この身体とどのように関係を結ぶか」を基準に、archiveを神聖化するのではなく、使用へと解き放つこと。
記録された思想を、現代の生活の中で再起動させること。
保存から再接続へと向かう姿勢を、ここではDe-Archivedと呼びます。

 

他にも色々とごちゃごちゃ考えてます。
それはまた追々と。

本年も宜しくお願いいたします。

櫛田 真之介